【本】死とは何か(Newton2020年7月)

今月のニュートン「死とは何か」
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特集の目次は
1.「死ぬ」とはどういうことか
2. 死にゆく体では何がおきるのか
3. 死と向かい合う心理
4. 死は克服できるのか 
といった感じでした。

 眠りの神ヒュプノスと死の神タナトスが兄弟であるように、「眠り」について考えていると、似たような状態であり永遠の眠りとも表現される「死」についても理解したいと思い読んでみました。

 内容については触れませんが、臨死体験に関するコラムが気に入りました。臨死体験者によると、死の瞬間には「苦しみ」や「恐怖」は感じないようです。
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「I'm dead but I'm seeing」

トピックの「不安障害」も非常に興味深かったです。
鬱は過去を考え過ぎ、不安は未来のことを考え過ぎとのこと。
鬱は他人への思いやりの証拠、不安を感じやすいのは人生に真面目な証拠、なんて言えたりして。

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「去年の失敗を引きずるサンタ,目標を遠くに見据える登山家」