暇な休日 「お寿司を握る」
今日は休み。
なんとなく。
本当に何となく、朝からお寿司が食べたい気分。あぁ日本人だわ。
美食家でもないので、スーパーのお寿司で十分。というわけでスーパーのお寿司コーナーへ。
機械か職人さんに握られたお寿司10貫で598円というのと798円というのがある。
うーーん。高いなぁ。やっぱ贅沢品ですわ、お寿司。
意気消沈している時に、ふと目に入った「お買い得品 いなだ刺身用 280円」
これだ!!
どうせ暇だし、お寿司でも握ってみますか。
さてさて、材料は以下。
・冷凍ごはん2つ(ちょっと前に冷凍したやつ)
・お買い得品 いなだ刺身用
・塩、砂糖、お酢
・ワサビ、しょうが、醤油、ガリ(全部スーパーでもらえるやつ)
ごはんと白い粉とお酢で酢飯を作って冷ます。
始めは、タッパーの蓋で仰いでいたけど、面倒くさくなって冷凍庫にぶち込む。
っと冷ましてるうちに、お買い得品 いなだ刺身用を捌く。
刺身ってこんなにグニュっとなるのね。捌くというより切るに近いか。
厚くなったり薄くなったり、長いのがあったり、短くなったりする。
うーーん、職人さん凄い。
気を取り直して。。
冷凍庫から酢飯を取り出し、握っていきますよ~(奇跡的にいい感じの温度になってた。)
若干ごはんが緩くておはぎが作れそう。とか思いながら淡々といなだの寿司を握る。
この時、気分は寿司職人そのもの。丸みのある長方形型を目指す(弁当用ハッシュドポテト型)。残念ながら出来上がったシャリは俵型。ま、いっか。食べるの自分だし。
うーーん、職人さん凄いなぁ。
悪戦苦闘の末、完成。
でーーんと14貫。不細工なお寿司の完成。
でもこの不細工さが自作の醍醐味ってトコもある。
皿がないのでまな板の上で食べます。
ワサビとしょうが両方使って食べます。(いなだがどういう魚か知らないので)
試行錯誤の結果(そんなにしてないけど)醤油につけたガリとしょうがを乗っけたのが一番好きでした。
ただ酢飯で手こずってる間に、刺身がぬるくなってしまいましたとさ。
結果的に、ぬるくて不細工なお寿司ができたわけだけど、食べたいものを食べられるって一人暮らしの特権よね。
次にお寿司が食べたくなったら、機械か職人さんが握ったお寿司598円を買います。あ、でも懲りずに巻物とかには手を出すかもしれない。