悪夢の効用

大人になったのに怖いことがある。

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フューゼリ 「夢魔

"悪夢"これだけは、どうも苦手。

一番怖い夢はサイコパスなサスペンス系。
やっぱり自分や知人が傷つくのを目の当たりにするのは怖い。


夢について面白く書いてある本があった。

〜「睡眠こそ最強の解決策である」より抜粋、要約〜
夢を見ているあなたは、精神異常者である。
1.その場にないものを見たーー幻覚
2.ありえないことを信じたーー妄想
3.時間と空間の感覚を失い、人を認識できないーー混乱
4.激しい感情の波ーー情緒不安定
5.朝起きたら忘れるーー記憶喪失

いいえて妙。

悪夢を見ていると、気が付けば目が覚めている。
内容を思い返すと、何年も会ってない人が出てきたり、その設定どうなの?みたいなのばかり。
だけどはっきり怖かったのは覚えていて、証拠に 汗ぐっしょり、心臓ドキドキ。
一息ついて眠っても、同じような夢を繰り返し見る悪循環。

でもね。
でも、こんな夢を見た次の日って、人に優しくなれたり、自分にとって何が大切なのか思い出す。
なんとなく、悪夢は勉強になる気がする。
だから気付いても見続ける。