光害と光欲

今日は夜勤からの日勤。

就寝は0:00、起床6:00。
本当は6:45くらいまで眠る予定だった。でもニ度寝したら45分後の自分が後悔しそうなので、モゾモゾと起き上がる。エライぞ自分。
夜勤って絶対に体に良くない。

"夜勤"
夜の勤務と書く。働くのは、真っ暗な夜空の下なんてことはなくて、煌々と光る電気の下。
ヒトは昼行性の動物にも関わらず、技術力で夜を安全な時間に変換し、活動を可能にした。
何より、暗いところを手軽に灯すことが出来るのは安心する。

ナショナルジオグラフィック2008年11月号が光害について特集している。
空から見る街灯の写真も、光に照らされた夜のゲレンデの写真もすごく綺麗。 まさに光の海。 暗闇を照らす光は、どうしてこんなにも心を揺さぶるのか。
光欲ってあると思う。
古くは焚き火に始まり、電灯へ広がっていくのだろうけど、ヒトは身体の安全確保のため以外に、精神的安定を求めているのかもしれない。


しかし人間が楽しむため、活動するために必要な光が野生の動物に悪影響を与えているケースがあるという。なんだか複雑。

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特集の最後は、光害は防げる公害であると締めくくられている。
勤務先も光害対策で18:00以降の電気を止めてはくれないものか。そしたら、夜勤しなくて済むのに。

さて野生動物に悪影響を与えないためにも、消灯。 何せ昨日は夜勤からの日勤だったから。
衝撃の21:37。
学生時代ですらこんな早くは寝なかったな。
おやすみ。